MONSTER HUNTER
2004年3月23日 ゲーム
そう！ モンスターハンターであります！
以前、購入直後にちょっとしたインプレッションを書いたので、カルくやりこんだ後（ほんとにカルくだけども）、再びのユーザーレポート。
生活感。
モンスタハンター（以下モンハン）は、良くも悪くもコレに尽きたりする。
食事や生活そのものにお金を取られることはないのだが、狩りに出てシゴトをこなすだけではいつまで経ってもカネなんぞ溜まりゃしないし、狩を有利に導くアイテムも手に入らない。魚を釣り、クエストとは無関係な植物を採集しまくって叩き売り、ナマ肉焼いて付加価値つけて売りさばき、ピッケル担いで岩をほじくり、出土する鉱石に一喜一憂…といった、商魂逞しい日々の積み重ね……嗚呼、生活感。
プレイヤーの分身たるモンハンの主人公は、ちょっとやそっとではオカネモチの一流ハンターにはなれないのだ！ 資金と素材をコツコツ集積しては装備品に還元し、一段階でも上のお仕事を請けられるようにジリジリとハンター街道を駆けてゆかねばならないのである！
ぶちまけて言うと、同じステージを何度かプレイする必要は出てくるので、繰り返し作業の苦手なプレイヤーにはちと苦痛。
気分を変えたくとも、装備品や武器はけっこう高価なので（ホントならそれが普通なんだろうけど）ホイホイ浮気しているとあっという間に金欠の憂き目を見る。ある程度の高みに到達すればもっと楽になろうが、この手のゲームではその高みに達するまでの苦労が大きいのだ。
もちろん、達成感はありそうだと期待できる。それまでさんざ苦戦していたランポス（肉食竜）を、攻撃のスキを突き、バッサリと一撃で斬り捨て、葬り去った瞬間の「あれ、オレ強くなった？」という妙な実感。
それまで恐るべき存在でしかなかった巨大ワイバーンの行動パターンを冷静に読んで落とし穴に叩き込み、強固な甲殻さえカチ割る大剣の一撃と、タル爆弾のカタルシス（笑）
手足の出なかった敵に「対等（あるいはそれ以上）の相手」へと追いついた達成感。
キャラの経験値を溜めるという作業じゃねえ。自分が上手くなるための経験を積むという成長過程。
なれば。
これってゲームの面白さがなかなか凝縮されてると思いません？
モンスターハンター、褒めてばっカリ（笑）！
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