あ〜
また買っちゃった…
もともとマルイ派閥に属していたはずなんだけど、最近マルゼンの所有率が上がってきているよ〜な…。

製品紹介
トイガンメーカー「マルゼン」より発売のショットガン型モデルガン(ガスガンなのだが、この分類の根拠については後述する)M870である。「いかにも」ないでたちは、手元のM3シリーズとならんで、「ショットガンらしさ」ムンムンの一挺だ。
手元にあるのはプラストックのブラックバージョンなのだが、ウッドストックもある。
外見に関しては個人の好みもあるとおもうが、これも映画「アンタッチャブル」のような作品でも、SFもののSWAT装備でも違和感のない、シンプルイズベストなショットガンの普遍性を物語る造形なのだと俺は思う(銃身部分は樹脂製なので、質感重視の方はタイプを選ぼう)

最初に言っておくが、コイツをサバゲに使おうなどとは思うなよ、クソマヌケな新兵ども!
貴様らのような連中がこいつをゲームに投入した日にゃあ、飛ばしたシェルは紛失するはBB弾込めすぎて不発になるわで所属部隊は惨敗確実だッ! 使いたいならみっちり教練を受けて来い!
(笑)

上記は冗談としても、おせじにも実射性能は良くはない。単発ならともかく、マトモに打てるのシェル内に五発程度、飛距離が期待できるのは三発ていどが限度で、ガスの圧力が落ちていると、十発フルに装弾した場合不発になる危険もある。あくまでも、まずはライブシェルを堪能するモデルガンだと思ったほうが無難。

さ・て

上記を踏まえてその他の性能なのだが、なにより特筆すべきなのは、「ライブシェル式」であることと「パワーソースがガス」だという点である。
ライブシェルに関してはマルゼンの独壇場ともいえるもので、内部にBBを詰めたシェルを、ホンモノのショットガンのように銃本体の下から押し込み、銃身下部のシェルチューブに装填する。この部分からチャンバーへの給弾に至る機構は実物のショットガンを彷彿とさせる。
シェルは、内部にゴムチューブが貫通している構造で、BBを詰めたシェル自体が、チャンバーにロックされた時点でガスの通り道の一部となる独特な構造である。この状態でトリガーを引くと、適量のガスが噴出してシェル内部のBBを押し出す形で発射動作を行う。そして
ポンプアクションでリロードだ!!
これがガス&ポンプの醍醐味なのだ。東京マルイのショットガンシリーズは全て、ポンプアクションでバネを押し縮め、その力でBBを発射する機構であるため、ポンプ動作が重く、慣れていても少し疲れるぐらいである。これに比べて、ガスがパワーソースだと、ポンプに要する力は小さなシェルを押し上げるだけの力にとどまり、実に動作が軽快になる。
このおかげで「ターミ○ーター2」の溶鉱炉のクライマックスシーンでサラ・コナーがやっていた「フォアグリップを掴んだまま銃を振ってポンプアクション」という動作(俺は勝手に「サラ撃ち」と呼んでいる)ができるのだ!
そして、エジェクション・ポートから吹き飛んでゆく空のショットシェル。
さらに次弾を発射、装填排莢! という連続動作が、まさに映画のワンシーンのように行えてしまうM870。
ショットガンファンなら「買い」か?
ただし、あくまでも「触って楽しむモデルガン」で、サバゲに使うには勇気が要るぞ、新兵諸君(笑)

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