終戦のローレライ（上）( 著者： 福井晴敏 ｜ 出版社： 講談社 )

歌で船を誘い寄せて崖に激突させる魔女つーか妖怪つーか。
セイレンみたいなモンなんですかねぇ

つーわけで（なのか？）
映画ローレライ公開間近。でもあんまりブックレビューじゃないのであしからず…

この本を映画にするってまず無理でしょ？
というのが印象です。読まない人には理解できんかも知れないですが、活字の持つ情報量ってのは凄まじい。上下巻ハードカバー、しかも中身は二段組なので内容量は実質二倍。

例としちゃ不適当かもしれないですが、手元にあるOVAは、上下巻の文庫本が原作で45分DVD6巻セットで完結。
それでも大幅な脚本の変更とシーンの削除が…（＞w＜）ムゥ
二時間の映画で終戦のローレライを映像化しようってのがまず無理だってことで。

やっぱり大幅リラリイト＆脚本大改訂みたいだ…ウウゥム
いや見に行きたいなとは思うんだけどね。小説を胸に抱いて見ると違和感凄いと思うわ…

小説自体は、潜水艦とか船が好きな人、ミリタリーが好きな人、ファンタジーが好きな人、けっこう対応の幅は広いのではなかろうかと思いますが。
オヤジが好きな人にも良いかも。

いや、俺は上記全部に当てはまってるんだけどね…