http://blog.mag2.com/m/log/0000058959/108152759.html
社民党衆議院議員・小児科医・阿部知子のメールマガジン
 \^o^/「カエルニュース」 第253号 2007/1/19 \^o^/
このリンクは中ほどにあった物を頭に移動しました

※今回の日記は段階的に加筆修正しています。加筆については触れませんが、削除や修正した部分には横線をいれるか(例)上のように小文字で隣に注釈を入るつもりです。

正直言って、絶句している。
勢いでブログを書き始めると、誤字脱字に始まり内容のまとまりからなにからメチャクチャになってしまいがちだ。だが、今回ばかりはこの勢いが衰えないうちに書いてしまいたいとおもう。

今日のターボファンは、回転計が常時レッドゾーンを指している。アフターバーナーも全開だ。

俺の両親の郷里は新潟県だ。というか、親父にいたっては川口町出身だ。
名前にピンと来てくれる人は、いまどれぐらいいるのだろうか判らないが、ようは中越地震の震源の町だ。近くの山中に震源があるという。
さいわい、直接の親族や知人に死傷者は出ていないが、現地に入った時にはショックを受けた。それは今回の本題ではないけれど、つながりのあることなので触れておきたい。

俺は父方の祖父さんを被害の少ない新潟市内の親戚の家へ移すために現地に入った。たしか地震後3日のことだったが、その時にはすでに自衛隊が現地展開を完了しており、浄水施設を造り、物資を運び、風呂を設営していた。
マスコミのヘリが「写すだけ」だった、物資を求める言葉が書かれた道路があった、あの場所のマジですぐそばだ。道路が崩れていようが、橋が落ちていようが、来れる道を探って奴らは来た。被災者のために川原にデカいテントを張って風呂を造った。自分たちだって一人用の小せえテントで寝泊りしながら、だ。

だから、東京に帰還した直後のニュースで「『自衛隊に協力するな』と宣伝活動をしている人間がいた」とのニュースに耳を疑った。正直、よくそんな馬鹿が五体満足で被災地をうろつけるなと思った。幸いにも、俺はそういう人間やビラの類をこの目で見たわけではない。だが、実際に目の当たりにしたら無視しておけるほど、郷里の惨状を実感したばかりの俺に余裕は無かっただろう。(2月九日追記:この「妨害者」の話はデマの可能性が高いということです。訂正してお詫びします)

こいつは、今日のトップのこいつは(リンクの移動にあわせて文面追加)政治家でありながら、そういう奴の同類らしい。

俺は阪神大震災当時、というよりも生まれてずぅっと東京に住んでいて、当時の状況なんてテレビニュースで見るだけだった。
政治に興味なんてないガキだったし、恥ずかしながら、当時の認識なんて「デカい地震がおきて、なんか怖かったな」ぐらいのもんだった。自衛隊がどうだったとか、村山首相がどうだったとか、社会党の政治信条がどうだなんて知ったこっちゃなかった。

軍事やそれに関わる政治に興味を持つようになって、雑誌なんかを手に取るようになった時、震災当時の自衛隊の活動をまとめた話ってのを見た。

地震の直後、徒歩で基地まで急行した奴。
すぐさま活動準備を整えた奴。
更迭覚悟で命令より先に動いた奴。
海自の人間でありながら、時間を見つけては陸上での救助活動にも参加させてくれと申し出た奴。
マスコミのばらまいた「自衛隊の出動が遅い」なんてズレた言い分を信じてケチつけてくるバカがいるなか、黙々と働いてた奴。

最高じゃねえか。

自衛隊だろうが日本軍だろうがなんでもいいよ。奴らは日ごろの訓練と装備を活かせるだけ活かしていかにして国民の命を守らんかって事の為に動いたんだよ

出動命令を渋ってその初動を妨害しやがったのは社民党の前身だった集団の頭目

こんなもんは軍事ネタでもなんでもねえ。選挙に行くつもりがあるんあらあるんなら知っておかなくちゃならないことだったんだ。知れてよかった。ネットに感謝。

この国には
「自衛隊は気に入らないから出動させないよ。だから国民はそのまま死んでくれ」という態度をとる奴が首相だった時期がある。
そいつの思想を受け継ぐ奴が国会議員として選ばれて活動していて、その所属党を支持するためならこんな命や天災をダシにした印象操作も平気でやるというやつが存在するんだ。

とにかく軍拡しろとか核を持てとか言っている奴ってのは、ぱっと見からして疑念を持ちやすいから、意外とみんな警戒するもんだ。
だけど、平和の為に平和の為にってぴぃぴぃと耳あたりよく囀りながら、本心じゃ、自分の都合に関わらない、自分の意に沿わない奴の命なんて屁とも思ってない。
そんな奴にこそ、最大限の警戒を向けなきゃ、流されてしまう。
そんなものにだけは流されたくない。

社民党の阿部知子。
社民党の阿部知子、だな。
俺は貴様の名前と所属を記憶した。国民として参政の場に立つたびに、これを思い出しながら行動することにしよう。

コメント